これが人生というものの象徴

思い描いた事が思い通りに行ったら人生はおおいにイージーモードであると思います。

才知に格段に恵まれた人物がいました。将来は医者か弁護士かと周囲も認めるほどの天才的な能力を有していました。

途中までは士業の事務所にスカウトされ実践経験を積む事になっていたのですが、ある日、髪を鷲掴みされるように無理やり実家に連れ戻されたのでした。

父親が始めた山師がやるような稼業を手伝われたのでした。父親をプロファイリングしてみると、倒産などを含めた事業の失敗は二桁をとっくに超えるほどの失敗で事業には向かない性質だったんだと思います。

だいたいにおいて、山師稼業に手を出す人は「一攫千金」を求める志が強いのです。早く自分の手で地位も名声も大金も得たいと自分の子供の能力を稼業に利用しようと思ったのだと思います。

けっきょく能力もなにも角違いの稼業に奴隷のようにこき使われて貴重な時間を浪費し結婚させられた相手も悪く大変な状態となったそうです。

一攫千金を夢見ていた父親は最終的には自分の体と引き換えにした事故で保険などから家が建ったのですが、よくよく考えてみたら応援して子供が士業で先生として不動の地位を築けば安定したインカムゲインが入り続けた訳で、おのずと保険金を超えるのは時間の問題だったのかと思います。

どっちにしても金運財運には最終的には恵まれた人生を送ったようなんですが、夢や希望の線から見た場合、一体なんだったんろうな?という人生になってしまった部分も大きかったんじゃないかと思います。

陰と陽のバランスがあり、この法則性は見えやすい面からみると一家族内で色濃く見えると思います。国単位などまで影響は及んでいくと思いますが、一家族内で観た時に、だれかが燦然と光り輝いた場合、その陰となる別の家族に深刻なトラブルが発生しバランスを取ろうとします。

自分自身においても陰陽があり、好調と不調の波が出ますが、まったく出ないような時が続くと今度は家族のほうに出て深刻な悩みがもたらされてしまったりするのです。

長丁場でみた場合、かならず分かるものなので、思い通りに行かせようとすればするほど自然な流れでのバランスと変わって反動が変な形で現れたりする印象もあります。

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